国の政策立案や行政運営、法の執行など、多岐にわたる業務を担い、日本政府の機関で働く職員が該当します。具体的には、財務省、外務省、警察庁、金融庁などの中央府省庁で勤務する職員が国家公務員に当たります。
国家公務員になるには、国家公務員試験に合格する必要があります。
特に新卒・既卒の場合、国家公務員試験は人事院が実施し、「総合職試験」「一般職試験」「専門職試験」の3種類に分かれています。総合職は政策の企画立案を主に担い、一般職は行政事務の実務を担当し、専門職は特定分野の専門知識を活かした業務に従事します。これらの試験に合格し、官庁訪問を行い勤務する省庁等を選択し、国家公務員として勤務することができます。
また、社会人経験を求める中途採用の場合は、採用試験合格後にそのまま入庁します。
国家公務員の試験情報や求人情報については、「国家公務員の採用試験・求人情報」の公式ページをご参照ください。